日本100名山、雌阿寒岳に登ってきました。大迫力の火口を見ることができる活火山です。

雑記録

雄阿寒岳と雌阿寒岳は阿寒湖からオンネトーにある山です。

前回、北海道に来た時に一度は北海道の山を登ってみたいと思っていました。意外と早く夢が叶ったわけです。

雄阿寒岳と雌阿寒岳

少しややこしいですが、阿寒岳には雄阿寒岳(おあかんだけ)と雌阿寒岳(めあかんだけ)があります。二峰を称して阿寒岳といい、日本100名山に選定されています。

「雄阿寒岳」 1370m 阿寒湖畔に立った時に眼前に聳える山が雄阿寒岳です。

「雌阿寒岳」 1499m オンネトー(阿寒湖の西にある五色に色づく湖)の周囲に聳える活火山です。

今回登ったのは雌阿寒岳です。初心者向けと言うことと、活火山で、火口の迫力を体感したいという思いがあったためです。

登山初級者は雌阿寒岳をセレクトするのがいいと思います。

雌阿寒岳登山ルート

雌阿寒岳に登頂するには3つのルートがあります。

最も楽なコースは「雌阿寒温泉登山口コース」です。雌阿寒温泉を目指して行けば、すぐ横が登山口です。迷わずに登山口が見つかります。途中に急な坂がありますが、登山初級者は迷わずこのルートを選ぶのがいいと思います。

1合目から山頂まで登って、下山するまで4時間から5時間のコースです。3合目くらいから人の背丈ほどの低木層、6〜7合目くらいからは這い松のような背の低い木しか生えていません。日光の直射を避けられないため帽子、日焼け止め、小まめな水分補給が必要です。

<8合目からの景色>

活火山というだけあって8合目くらいから硫黄の臭気がします。火山岩や火山礫がそこかしこに転がっています。あの岩が火口から降ってきたと考えると恐ろしく感じます。ただ、ザレ場ではないので登山靴でなくても登れます(ただし、登山初心者は足の保護のため登山靴を履いていた方がいいと思います)。

迫力の火口

9合目を超えた辺りから山頂に向かって右側に火口が見えます。

巨大な火口の底からは白い噴煙が昇っているのが見えます。

<雌阿寒岳火口>

北海道に初めて来た時に一度は北海道の山に登ってみたいと思っていました。

その夢が叶いました。

【スマートニュース】

偶然目にした雄阿寒岳の雄大な山景

順調な登り行程でしたが、下りがややハードでした。坂が急なのと足場が不安定な場所があったことや、疲れなどで下りのペースが遅くなってしまいました。

時間があればオンネトーに立ち寄る予定でしたが、夕飯の時間があったので、そのまま宿に向かいました。

途中でガスに浮かぶ雄阿寒岳の姿が目に入って来ました。思わず車を停めて撮影したのが下の写真です。

<ガスに浮かぶ雄阿寒岳の夕景>

下り道には気をつけて

山の事故の多くが下山中に発生するそうです。

今回、下山中に2回道を外れてしまいました。外れたと言っても5m〜10mくらいのことなのですが、これが危険です。

下山中は下を見ていることが多いのですが、疲れもあって余計に前方を注意深く見ることを怠ってしまいます。

「道を外れたかな」と思ったら迷わず元の場所まで戻るのが鉄則です。

・疲れていると、元の場所に戻るのが面倒に感じてしまいます。

・少し進むと本来のルートにつながっているように見えたりします。

・元に戻るとなると当然坂を登る必要があります。

大丈夫だろうと思って進んでしまうと、遭難が待っています。疲れていても手間でも変だと思ったら勇気を出して元の場所まで戻ってくださいね。

雌阿寒温泉登山口コース標準的な登山コースタイム  

こちらから転記しました

雌阿寒温泉登山口(30分)→二合目(40分)→五合目(45分)→八合目(25分)→雌阿寒岳(15分)→八合目(25分)→五合目(20分)→二合目(20分)→雌阿寒温泉登山口

今回はほぼこのペースの歩くことができました。

ちなみに森の脚力は初心者レベルです。

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