お料理動画 お味噌汁編の撮影の仕方(ファイナルカットプロで編集しました)

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今回はお料理の動画の撮影・編集方法を解説します。

<機材>

特別な機材は用意していません。使った機材はこれだけです。

カメラ 2台(手元と全景との2カメで撮影しました)

三脚  2脚

マイク 1台(ガンマイク・オンカメラで使用)

レフ板(白い厚紙)

<編集ソフト>

Final Cut Pro X (Mac 専用のソフト・36,800円)

ただし、無料ソフト iMovie(Mac 専用のソフト)やMicrosoft フォト(Windows 専用ソフト)でも十分編集可能です。撮影がしっかりしていたり、内容がしっかりしていれば超絶編集技能は必要ありません。

<光の方向>

写真も動画も同じです。逆光、反逆光(斜め後ろからの光)、サイド光が基本です。

逆光で撮影するとお料理が立体的になります。反面、被写体が暗くなってしまうので、レフ板を使って影になってしまった部分に光を返して下さい。

このシーンはこだわって撮影しました。

キッチンの横に庭の見える大きな窓があったため、その光を利用しました。(青の矢印からの光)同時に緑の差し色を入れて画面に奥行きを出すようにしました。

それに加えて画面右側からソフトボックス(蛍光灯4灯の定常光)(ピンクの矢印からの光)の光を当てて撮影しました。また、画面左側フレーム外にレフ板を置きました。レフ板に反射した光によって柔らかい影ができました。

撮影は編集時にスローにしてお味噌汁の湯気がゆっくり立ち上がるようにしています。そのためフレームレートは60に設定しています。(フレームレートは動画作成で必ず必要な知識です。別の機会に説明しようと思います。)

もっとも拘ったカットがこちらです。発酵食品がテーマのお料理教室でしたので、自家製味噌に視線が行くようにしたかったからです。この撮影も画面右側にソフトボックスがあります。味噌に光が当たるところでゆっくり手を動かすようにしてもらいました。単焦点レンズでの開放側の撮影です。被写界深度が浅くなっています。

<トランジッション・プラグイン>

トランジッションとは画面を切り替える時の効果の一つです。

各動画編集ソフトに標準のトランジッションが入っていますが、プラグイン(新たな効果などを加えること)を追加することができます。有名な編集ソフトだと、無料プラグインがあるので、加えてみると一味違う編集ができるようになります。

Final Cut Pro Xの場合、無料のプラグイン(画面の切り替えや画面分割、文字の効果などを演出するソフト)が多く出ています。うまく取り入れると素敵な動画になります。

*ただし、無料だからといってプラグインを沢山入れすぎると動画編集時にバグが生じることがあります。私の場合は突然画面が終了してしまうことが何回かありました。フォルダに入れすぎていたプラグインを必要なものだけにして、他を削除するとFinal Cut Pro Xは正常に走りました。

森がよく使うプラグインは FREEBIES のInk Transitions です。この動画のような効果を出すことができます。

こちらのサイトにいろんなトランジッションがアップされています。

インクトランジッションはこちらでダウンロード可能です。他にもいろんなプラグインが無料でアップされていますので、興味がある方は探してみて下さいね。(ちなみにこの動画で使っているのは「スプレー」と言うものです。残念ながらどこのサイトからダウンロードしたのかを忘れてしまいました。すみません^^;)

画面分割の仕方などは別の機会にお伝えします。

撮影協力 お料理教室 「香旬」

お料理 サンプル動画 「お味噌汁」編 です;。 お出汁でつくるお味噌汁です。 メニュー写真撮影・動画撮影 承ります。 ストックフォト、ストック動画としての使用を条件として格安料金で撮影します。

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