ライトルームクラシックのカラーグレーディングの使い方 

カメラ上達法

ライトルームクラシックに新たに加わったカラーグレーディングの操作方法・活用方法を解説した動画です。

この動画では

・ホワイトバランスとカラーグレーディングは何が違うのか。

・カラーグレーディングホイール(カラーグレーディング3つの円の部分)の操作の仕方と意味。

・カラーグレーディングの使い方の基本的な説明

をしていきます。

<カラーグレーディングとホワイトバランスの違い>

ホワイトバランス  → 写真全体の色温度を整える

カラーグレーディング   → 暗部・中間部・明部 に分けて色を乗せていく

ことです。

下の図をみて下さい。

まずライトルームに黒から白までを5%ずつ明度を変えたルーラを読み込ませました。

ホワイトバランスの色温度を100まで振ってみるとルーラー全体が黄色く色づいていきました。

つまり、ホワイトバランス調整だと暗部から明部まで全てに同じ色温度で色づくことになります。

一方、カラーグレーディングのカラーホイールをハイライト・中間調・シャドウをそれぞれ色付けると、ルーラーもハイライト側がブルー・中間調がグリーン・シャドウがレッドに振り分けられて色づきました。

つまり、明部・中間部・暗部に分けて色相・色の彩度・輝度の微調整ができることが理解できると思います。

カラーグレーディングホイールの操作の仕方と意味

この性質を理解して写真を現像してみましょう。

左がRAWデータのままの状態です。右が現像を済ませたものです。

元データ(左側)の問題点をピックアップしていきます。

・全体的に眠い(コントラストが低い・彩度が低い RAWデータは眠い場合が多いです)

・人物が暗い

・夜の繁華街のネオンや看板の彩度が低い、色が出ていない

以上の点に注意しながら、シャドウから中間調までにオレンジを入れて灯りの部分にグリーンからブルーの色を乗せてみました。

フィルム写真のような色合いの写真に仕上げることもできます。皆さんも色々実験・研究してみて下さいね!

続きは、「カラーグレーディング応用編」をご覧ください。

            ↓

こちらでは、カラーグレーディングを使って

・フィルム風、シネマ風の色づくり

・ホワイトバランス調整では不自然になってしまう場合の解消方法

・アクセントとして色を付加する方法

について述べています。

フォトグラファー森星象 

インスタグラム https://www.instagram.com/seizo8482002/?hl=ja

ストアカ    https://www.street-academy.com/steachers/133519


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